湯遊白書〜そこに温泉があるから

ここは天国かい?いや、温泉だよ。日本、アジア、世界の温泉を巡ります。日本、アジア、世界の温泉を巡ります。2017年11月23日、温泉ソムリエ協会認定「温泉ソムリエ」の資格を取得。本ブログの情報は平成29年8月発行の『温泉ソムリエ テキスト』(著者・遠間和広)に基づいています。

2025-06-01から1ヶ月間の記事一覧

癒しの沼!伊香保温泉の魅力まとめ〜日帰り浴場・石段スイーツ・観光スポット

東京から約2時間。伊香保温泉には、旅人の心と身体をゆっくりほぐす魅力が詰まっている。万葉集に詠まれ、作家・田山花袋も愛した湯の町は、365段の石段を中心に、古くから湯治文化が息づく温泉郷。滞在6時間で、3つの温泉、4つの観光スポット、5つの温泉メ…

伊香保温泉「丸本館」〜旅の原点が眠る湯宿

劔岳や雪の富士のように、登る者を選ぶ山がある。温泉もまた同じで、浴す者を選ぶ湯がある。 伊香保の石段街、その191段目に、「丸本館」という宿がある。小さな木造旅館。まわりにはスイーツショップや洒落たカフェが並び、街は賑わっている。だが、そこだ…

伊香保温泉「石段の湯」〜黄金の湯と上州の風に包まれて

伊香保温泉のシンボルが365段の石段。天正四年(1576年)に、武田勝頼が長篠の戦いの負傷兵の治療のために造らせた。 湯元から源泉を浴舎に引湯し、滝を配した浴場をつくり、温泉宿を経営したのが始まり。これが日本最初の温泉都市計画である。 石段は当初、…

「伊香保温泉 黄金の湯館」〜日常をほどく「抱擁の湯」へ還る旅

「伊香保温泉 黄金の湯館」は、群馬県渋川市の伊香保温泉にある源泉かけ流しの日帰り温泉施設。運営は伊東園ホテルズ。宿泊したい場合は、併設の伊香保グランドホテルに泊まれる。 源泉かけ流しの「黄金の湯」は、茶褐色の湯に鉄分が豊富で、保温・保湿効果…