湯遊白書〜そこに温泉があるから

ここは天国かい?いや、温泉だよ。日本、アジア、世界の温泉を巡ります。日本、アジア、世界の温泉を巡ります。2017年11月23日、温泉ソムリエ協会認定「温泉ソムリエ」の資格を取得。本ブログの情報は平成29年8月発行の『温泉ソムリエ テキスト』(著者・遠間和広)に基づいています。

2026-01-01から1年間の記事一覧

温泉の浸透圧とは?薄い湯・同じ湯・濃い湯の“効き方”を見極めろ

温泉分析書を見ていると、こんな表記に出会うことがある。 カルシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉 弱アルカリ性・低張性・高温泉 前半の「カルシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉」は泉質。「弱アルカリ性」はpH値。「高温泉」は泉温。では、真ん中にひっそり座っ…

温泉の「泉温」とは?熱い湯・ぬるい湯・冷水浴まで“湯の性格”を見極めろ

温泉分析書を見ていると、泉質、pH値、成分総計など、いかにも理科室っぽい言葉が並んでいる。その中で、温泉好きがつい見落としがちな数字がある。 泉温。 読み方は「せんおん」。温泉が湧き出したとき、または採取されたときの温度のことだ。「なんだ、た…

温泉のpH(ペーハー)値とは?ツルツル感を操る“肌ざわりメーター”の正体

温泉分析書にひっそり書かれた「pH値」。一見ただの数字だが、実はその湯がピリッと攻める湯なのか、やさしく包む湯なのか、肌をツルツルにする湯なのかを見抜く重要サインである。 しかも、温泉好きがよく言う「美肌の湯」は、pH値だけでは決まらない。本当…

温泉の溶存物質量とは?お湯の“栄養成分表”を読めば個性が見える

温泉分析書に出てくる「溶存物質量」。名前だけ見ると、理科の授業が始まりそうだが、怖がらなくていい。 これは簡単にいえば、温泉の中にどんな成分が、どれくらい溶けているかを示す数字。つまり、温泉版の栄養成分表である。 人間でいえば、たんぱく質、…

二酸化炭素泉〜“ぬるいのに効く”革命温泉、泡がつく心臓の湯

温泉は「十湯十色」と呼ばれるように、泉質は全部で10種類あり、泉質を知っておくと温泉の愉しみがバズりまくる。今回紹介するのは、身体にシュワシュワと泡がまとわりつく「二酸化炭素泉(にさんかたんそせん)」。炭酸ガスを豊富に含む珍しい泉質で、「含…

含よう素泉〜茶色い薬湯に浸かる、“体質改善のミステリアス温泉”

温泉は「十湯十色」と呼ばれるように、泉質は全部で10種類あり、泉質を知っておくと温泉の愉しみがバズりまくる。今回紹介するのは、消毒薬のような香りと茶褐色の湯が特徴の 「含よう素泉(がんようそせん)」。ヨウ素を多く含む珍しい泉質で、「二酸化炭素…

放射能泉〜「万病の湯」と呼ばれる、ちょっと怖そうで“通が沼る”レア泉質

温泉は「十湯十色」と呼ばれるように、泉質は全部で10種類あり、泉質を知っておくと温泉の愉しみがバズりまくる。今回紹介するのは、「万病の湯」と呼ばれる「放射能泉」。「二酸化炭素泉」「含鉄泉」「放射能泉」と並ぶ"三大稀少泉質"に当たる珍しい泉質だ…

時間が味になる含鉄泉〜体に鉄を打ち直す、赤ワイン色の名湯

温泉は「十湯十色」と呼ばれるように、泉質は全部で10種類あり、泉質を知っておくと温泉の愉しみがバズりまくる。今回紹介するのは、その色から「赤湯」とも呼ばれる「含鉄泉」。色も匂いも、クセ強の泉質を紹介する。 含鉄泉の特徴と体感 含鉄泉とは?体を…