劔岳や雪の富士のように、登る者を選ぶ山がある。温泉もまた同じで、浴す者を選ぶ湯がある。 伊香保の石段街、その191段目に、「丸本館」という宿がある。小さな木造旅館。まわりにはスイーツショップや洒落たカフェが並び、街は賑わっている。だが、そこだ…
伊香保温泉のシンボルが365段の石段。天正四年(1576年)に、武田勝頼が長篠の戦いの負傷兵の治療のために造らせた。 湯元から源泉を浴舎に引湯し、滝を配した浴場をつくり、温泉宿を経営したのが始まり。これが日本最初の温泉都市計画である。 石段は当初、…
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