塩化物泉
塩化物泉(食塩泉)の「湯冷めしにくい」保温効果の秘密を解説。アトピーや敏感肌への影響、高血圧などの禁忌・注意点、正しい入り方(上がり湯は?)、しょっぱさやベタつきの理由まで網羅。冬に行きたい保温系の名湯・強塩泉も紹介します。
松江は作家の田山花袋が愛した町。著書『温泉めぐり』では「県庁のある町で、これほどすぐれた感じを持ったところは沢山ない」と絶賛。 「宍道湖の眺めは、琵琶湖、諏訪湖、猪苗代湖、そうした湖水の中で、一番すぐれた線の柔らかさと空気の明るさとを持って…
「箱根 彫刻の森美術館」の敷地の裏手、奥深い渓谷のなかに、箱根七湯(ななゆ)の一つ「底倉温泉」が広がる。目の前を蛇骨川(じゃこつがわ)が流れ、戦国時代に豊臣秀吉が小田原攻めのときに温泉を掘らせた。 小田原城征伐の間、箱根底倉の地に石風呂をつ…
温泉地の名前に“品”を感じることがある。湯河原(ゆがわら)という響きには、不思議と風格がある。喧騒の裏側にそっと佇む控えめな余白。知る人ぞ知る歴史の深み。湯河原温泉は神奈川県足柄下郡湯河原町にある温泉。関東最古の湯であり、『万葉集』に登場す…
「熱海」という名前を初めて知ったのは小学生。週刊少年ジャンプの『こち亀』だった。30年以上前。当時の熱海は大人の香り漂う歓楽街。湯よりも芸者や風俗が話題の中心。そんなこと小学生が知るはずもない。『こち亀』はオトナの世界を垣間見せてくれる入り…
画像引用:横須賀温泉湯楽の里 同じ神奈川県の海の湯・稲村ヶ崎温泉がサーファーの湯なら、横須賀温泉は海街ダイアリーの湯。地元の人が海を望みながら暮らし、その日々に温泉が寄り添う。無口で寡黙な人が多いが、優しく温かい。お世話になったスポニチの上…
秦野市はZARD坂井泉水の故郷。2019年7月21日、毎週のように山にいた。弘法山を歩き、その帰りに立ち寄ったのが鶴巻温泉だった。 明治から大正時代、住民が飲用水を求めて井戸を掘ると、塩分を含んだ温泉が湧き出した。それが鶴巻温泉のはじまり。偶然、温泉…
佐藤泰志の小説『オーバー・フェンス』がAmazonから届いたのは4月に入ってすぐだった。2020年の春。世は初めて経験するコロナ禍の緊急事態宣言に揺れていた。仕事を終えて北新宿のアパートに帰り、堅めに揚げたポテトチップス、ベビーチーズ、辛口のカルパス…
温泉の効能に「癒し」がある。病気や怪我が回復しなくても癒しが得られるのは尊い。「ほぐしの達人」などのマッサージのようなもの。道の駅「大滝温泉」は目の前に荒川が流れる埼玉県と山梨県の県境の山奥・大滝村にある。深さ1000mから湧き出す日帰り温泉「…
毎週、錦糸町のドトールに通うようになって5年以上が経つが、初めて気になっていたスパに訪れた。旅先で出会う一期一湯の温泉もいいが、ヘビーローテションしたい温泉もいい。1956年に「楽天地天然温泉会館」としてオープンした楽天地スパ 錦糸町。タオルも…
山国である日本は、どの地域にも郷土を彩る山がある。北海道、岩手に次ぐ3位の面積を誇る福島にも名山が数多くあるが、真っ先に思い浮かぶのはあの山だろう。 令和元年10月5日(土)4時53分の始発で新宿駅へ。暑い。もう神無月なのに電車に乗る前から汗が滴…